カンティーナ・ラヴォラータは1958年Vincenzo Lavorataによって設立されました。ワイナリーはイオニア海とカタンザロ山脈に挟まれたRoccella JonicaのStilano-Allarsと呼ばれる美しい渓谷にあります。ワイン畑は狭く小さな土地ですが、この土地のテロワールと気候がブドウの栽培には最適で、素晴らしいワインを生み出すことに繋がっています。ラヴォラータは伝統的な家族経営で発展してきましたが、伝統を重んじつつも近代的手法を積極的に採用し、そのワイン造りは芸術の域に達しています。常に先進的な考え方を持ち、醸造工程に繊細な配慮をすると共に、葡萄の厳密な選別を実行してワイン造りを続けてきた結果、近年マーケットから強く求められる品質に対する要求に十分応えることが出来ています。年々その高い品質はイタリア国内はもとより、世界各国より評価を高め、2006年ドイツで開催されたワールドカップのイタリア代表チームが宿泊したホテルでも採用され、好評を博しました。
ホームページ:
http://www.cantinelavorata.it/
ティレニア海とイオニア海に挟まれ、シチリアへの玄関口ともなるイタリア半島のつま先に位置するカラブリア州。古代ギリシャ植民地としても知られ、紀元前の文化を今に伝える遺跡などが多く点在しています。中でも代表的なのはレッジョ・ディ・カラブリアの国立博物館。ここには各地から古代ギリシャの時代の出土品などが豊富に保存されています。またギリシャの植民地時代には「エノトニア(ワインの地)」と呼ばれたほど、ワインづくりの歴史も古い土地柄です。内陸部はアペニン山脈の最南端を構成するアスプロモンテ山を中心とした山岳地帯があります。イタリア最南端でトレッキング、スキーが楽しめることで知られた場所です。