メドックの中心地でマルゴーとムーリーの間に位置する畑で、シャトー・メールは300年以上ワインを造り続けています。1876年にはアヴァンサン付近に最良の畑を17ha所有し最も成長著しい生産者と評され、1932年の格付においてクリュ・ブルジョワとなりました。1992年にはマルゴーに畑を新たに2ha買収しました。これによりオー・メドックとマルゴーの異なるテロワールのワインを造ることができるようになりました。シャトー・メールの第一の目標はこの異なった畑の特徴を最良の状態で自然に現すことです。砂利質のマルゴー畑と砂と砂利からなるオー・メドック畑、それぞれ畑のもつ特徴が良く引き出されています。フドウ畑は伝統的な厳しいガイドラインにより管理されており、同時に最新の設備を使って、それぞれのヴィンテージの特徴を捉えながら醸造が行われます。機材は常に最新の高機能のものを用意し、丁寧な除梗、螺旋ポンプ等、そして更に低容量のステンレスタンクを使うことで厳格なブドウ果の選別やタンクごとの状態に適した熟成を行います。シャトー・メールでは3月から11月の間、上品な田園風景でのワインテイスティングをご用意することができます。数年間かけて、18世紀からたたずむシャトーの改築を行い建築当時の荘厳さを取り戻し、伝統的な装飾と近代的な設備を調和させた部屋を9つ持つ三ツ星ホテルとして皆様をお待ちしております。
ホームページ:
http://www.chateaumeyre.com/chateau_eng.html