東亜商事|Passion Cellar : マリアージュ
平成20年度 ワイン研究会
2008年11月21日 フランス食堂 RESONANCE
まずは乾杯のワイン。
【ワイン】
GOBET Beaujolais Nouveau 2008
ヌーボーらしく非常にフルーティーで、フランボワーズなどの赤い果実の香りが爽やか!
酸味も心地よく、これから出てくる料理に期待が膨らみます。
【料理】
3種のアミューズを一口サイズで新玉葱のタルトレット、グジェール、魚のムース。
【ワイン】
Domaine du Tracot BeaujolaisVillages Nouveau 2008
味わいに凝縮感があり、タンニンも後口に感じるヴィラージュ ヌーボー。ノンフィルターであるためか、「ボジョレーヌーボー」とは別物のような存在。これにピッタリなパイやタルト、春巻き風の揚げ物。
【料理】
甘海老とリコッタチーズのカクテル仕立て
【ワイン】
Vina La Rosa/La Palma Chardonnay Brut N
泡が細かく、柑橘系の香りでイキイキしたスパークリングワイン。ほのかな酸味と優しい甘味が甘海老やチーズと相性バツグンでした。
【料理】
蝦夷鮑のヴァプール リースリングソース 冬野菜を添えて
【ワイン】
Angoves/Clare Valley Riesling 2007
リースリングのミネラル感と鮑・・・合わないハズがありません。野菜本来の味を損なうことなく、むしろパワーアップさせてくれたリースリングソースに感動しました。
【料理】
うさぎとキノコを添えた栗のブルーテ
【ワイン】
【Angoves/Limestone Coast Chardonnay 2007】
樽熟のシャルドネ。酸味・果実味ともあり、パワフルな印象。これに負けない栗やキノコが木の香りとマッチしていました。鳥のササミのようなウサギの肉も違った食感を与えてくれました。
【料理】
和牛ヒレ肉のロースト グランヴヌールソース
【ワイン】
Trivento/Golden Reserve Malbec 2006
色・味わいともに濃く、煙草やコーヒー系の香りが心地よい。マルベックの特徴が非常に良く出ているワイン。さすがジャパンワインチャレンジで金賞取った実力!肉のジュシーさとソースの濃さ、マルベックの深い味わいが見事にミックスされた最高のマリアージュ。
最高のマリアージュの余韻に浸りつつ、デザートまでの間に・・・
【ワイン】
IRVINE/IRVINE Grand Merlot 2004
非常に濃厚で凝縮感溢れるワイン。黒いフルーツの凝縮エキスのよう。樽からくるバニラやシナモンなどのスパイス系の香り。タンニンも強く、飲み応え十分。ペトリュスに勝つワインとはこういうものなんですね。
【料理】
ボジョレーヌーボーのジュレ
ボジョレーヌーボーの酸味とフルーティーさだけを残し、アルコール分は消えているので今まで食べたことのないブドウゼリーという感じ。優しい口当りの割りにコクもあり、本当においしいゼリー(ジュレ)でした。
★今回のワインはニューワールド中心でしたが、どれもフランスの家庭料理と相性が良く、新たな発見となりました。お手頃価格なワインでも南半球のものは力強かったりして、濃い味の料理に負けず、相乗効果が得られるものでした。ごちそうさまでした。