1963年にオベール家がサンテミリオンのシャトー・ラ・クースポードを所有したときは、葡萄畑ではいたるところで木の株が抜け落ち、シャトーにも酒蔵がないなどかなり荒れ果てた状態でした。以降葡萄畑のおよそ80%の植え替えをし、1985年には完全装備の酒蔵を完成させ、1996年ついにシャトー・ラ・クースポードは念願のサンテミリオン特別級に格付けされました。醸造コンサルタントはかの有名なミッシェル・ローランになります。そのオベール家がコート・ド・カスティヨンで造るワインがシャトー・ラグラーヴ・オベールです。このワインの醸造責任者がオベール家の娘ヴァネッサです。彼女は以前日本に住んでいたこともあり、日本食通のかなりの親日家でもあります。さてこのシャトー・ラグラーヴ・オベールが他のコート・ド・カスティヨンより秀でているのはサンテミリオン特別級であるシャトー・ラ・クースポードで使用する新樽の中古を使用して、グランクリュと同じ醸造で造るからです。もちろん醸造コンサルタントはミッシェル・ローランになります。今回は3つのヴィンテージが同時入荷しました。是非垂直でお楽しみ下さい。
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