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【シャトー・ジンコ】日本人女性醸造家が造るワイン◆徹底解剖!!

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Story


美容室であるフランス人女性がワイン造りをしているという記事を目にし
隣に座っていたご主人のマチュさんに
「この記事の女性素敵だよね、私もワインを造ってみたいなあ」
とこぼした一言で、マチュさんは数年かけて畑を一生懸命探してくれました。


売りに出ている畑の情報は沢山入ってきたそうですが、良い条件の畑は、そう簡単には見つからなかったようです。10年以上夫婦でボルドーワイン商としての経歴もあったことから、生産者との信頼関係のお掛けで、素晴らしいテロワールであるシャトージンコの畑を購入することができました。


有名醸造家
メルローの達人とも呼ばれているベロエさんが購入した畑を視察。
良い畑だと太鼓判をいただく!

ボルドーの自宅アパルトマンに、ボルドー最高峰といわれる偉大なワイン、ペトリュスの醸造に44年間携わった醸造家のベロエさんが、数年前からご近所さんで、お願いして一緒に畑を視察しについて来て頂けるということになりました。

メルローが100%植わっている畑、メルローの達人、ベロエさんに良い畑だと、太鼓判!を頂き、その後ベロエさんの紹介で、ペトリュスの土壌専門分析を手掛けている専門家にも後から来てもらうことになりました。

その分析でも、購入前の畑のオーナーが、畑の手入れをきちんと行い、管理を正しくしていてくれた為、とても健康的で、バランスの良い畑であると判定! これなら、農薬や除草剤を一切使わないオーガニックの農法を始められる、このテロワールに決めました!




Profile



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百合草梨紗(ユリグサ リサ)さん


21歳でボルドーへ留学。

留学中は、年間200件以上もの格付けシャトーに訪問。

2002年、ボルドー商工会議所が運営する専門学校にて、商経済、ワインの栽培醸造技術及びテースティングを学ぶ。優秀な成績で卒業後は、その試飲能力を認められ、ボルドー、パリを筆頭とするワインの有力メダルコンクールの審査員を務める。

2006年、ボルドーにて、日本人最年少ネゴシアン(ワイン商)として、今の夫であるマチュ・クレスマンとカイワイン設立。グランクリュをはじめとする高級ワインの扱い量も極めて多い。

2015年11月にルシンファミリーからサンフィリップデグイ村に1.5ヘクタールのぶどう畑を購入。

3児の母でありながら、
クリアでピュアなワインを目指し、ボルドー1、世界一の美味しいワインを造るワインメーカーを目指しています。



About the brand name



ゲーテの詩集から「シャトー・ジンコ」と命名
ジンコ=イチョウの意味
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これはもともと一枚の葉が二つに分かれたのでしょうか?
それとも二枚の葉が相手を見つけて一枚になったのでしょうか?

このようなことを思っているうちに、この葉のほんとうの意味がどうやらわかってきました。
あなたはわたしの歌を聞くたびにお感じになりませんか

わたしが一枚でありながら あなたと結ばれた二ひらの葉であることを

『ゲーテ詩集』より(訳・井上正蔵、旺文社文庫, 1968)


ゲーテの詩を読むと、イチョウの葉はとても不思議な形をしているのだと感じさせます。
ハートの形にも思えてきますし、2枚の葉が割れて一枚に結ばれる、それを男女の愛の象徴とみたゲーテ。ドイツではイチョウの葉は愛と友情の印とされているようで、そんなジンコの木を畑購入後、次女の誕生とともに植えたそうです。


それで、シャトージンコ。命名。


​皆様に長く愛されるワインを造っていきたい
という百合草さんの思いを感じていただけます。




Philosophy





偉大なワインを造るためには、私は自然な造り方が近道だと昔から感じていました。

シャトージンコの畑を購入したその日から、テロワールと生物多様性を大切にしています。




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テロワールへの働きがけ


除草剤、殺虫剤、合成殺菌剤は使用していません。
畑を耕起し、土壌に働きかけます。


列間を1列おきに耕し、生態系のバランスを保つため、草を残します。
化学肥料も一切使いません。


その代わり、剪定したブドウの枝や、果梗を粉砕し、コンポストとして利用します。庭のハーブや花を調合剤として使用します。
羊飼いがつれてくる羊達も、畑作業をする助っ人です。畑に隣接する生け垣や果樹も野生動物や昆虫のすみかとなり、バイオダイバシティを守っています。



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醸造所での働き


シャトージンコの醸造所は、畑に囲まれた場所にあります。


この立地を生かし、大切に手摘みされたブドウは、収穫後すぐにパーフェクトな状態で醸造所に運ばれます。


100%すべての葡萄は、自社畑のものです。100%『ビオBIO』


アルコール発酵は長く時間をかけ、醸しは、インフージョン(煎じ風)です。


発酵時に、温めるための電気は使いません。


アロマたっぷりのブドウの1粒1粒がタンクに入れられ、ワインにかわります。


シャトージンコのワインには、自然の恵みのブドウのすべてのフレーバーが含まれているというわけです。


醸造中は何も添加物は加えません。


ワインにストレスをかけるようなテクニカルなことを一切しません。


18ヶ月から22ヶ月間、フレンチオークで熟成します。


フィルター、清澄もしません。





アルコール発酵は、温めないため炭素ゼロ(ゼロ カーボン!)

二酸化炭素排出ZERO


乳酸発酵も、樽の中で行い、温めないので、炭素ゼロ(ゼロ カーボン!)


二酸化炭素排出ZERO


権威ある国際有機認証機関ECOCERT(エコセール)の厳格な審査をクリアし、
数少ない認定ワインの仲間入りを果たしました。





Item

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シャトー・ジンコ


産地:ボルドー


内容量:750ml/6入り


ブドウ品種:メルロ100%


参考上代:12,010円


商品コメント:
ガーネットのローブ。スミレ、アイリス、ヒヤシンスなどのブーケの花の香りと、果実味の調和。口に含むと、果実のあまみを感じます。まだ若いですが、タンニンがすでに、心地よく、主張しすぎてこない酸味と程よく調和します。ボリューム感があり、長い余韻をお楽しみいただけます。



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